コロナ禍で導入が進む電子図書館サービス
(一社)電子出版制作・流通協議会(電流協)は8月18日、有料で販売されている電子書籍を無料で貸出するタイプの電子図書館(以下、『電子図書館サービス』)を2020年7月1日現在で導入している自治体の公共図書館の情報を更新した。
それによると7月1日時点で電子図書館を実施しているのは、100自治体97電子図書館となり、全国の図書館を持つ自治体(1,386自治体)のうち、7.2%が「電子図書館(電子図書館サービス)」を導入している。
今回の集計では、青森県おいらせ町が青森県ではじめて「電子図書館(電子書籍貸出サービス)」を導入。また、今回から「オーディオブック」タイプの「電子書籍貸出サービス」が、八王子市と奈良市で開始されている。
新型コロナウイルス感染拡大の影響により、多くの図書館施設が閉館し、図書館サービスが中止・縮小するなか、電子図書館サービスを導入している自治体での電子図書館サービスの利用は増加しており、図書館流通センターの電子図書館サービスの場合5月貸出実績が前年比526%増と3月以降、電子書籍の貸出が大幅に増加している。
また、電子図書館サービス「OverDrive Japan」を提供するメディアドゥでは、今年で創立75周年を迎える(株)少年画報社と共同で、OverDrive Japanが導入されている公共図書館において、少年画報社の名作漫画雑誌250タイトルを読み放題とする期間限定のキャンペーンを8月14日より開始している。
今回の電子図書館サービス導入館を集計後(7月1日以降)においても、7月15日に広島県福山市、7月22日に大阪府茨木市、7月24日に広島県三原市、7月29日に広島県立図書館、8月1日に兵庫県川西市、8月12日に埼玉県神川町が電子図書館サービスを開始し、福岡県立図書館でも電子図書館サービスの開始が予定されるなど、多くの自治体で電子図書館を開始している。
全国的にも公共図書館における電子図書館サービスの導入がすすんでおり、導入の多い都道府県としては、兵庫県が12館、埼玉県8館、東京都8館、茨城県が7館、栃木県・大阪府と愛知県が5館の順となっている。一方、まだ導入がない府県は12府県(宮城県/秋田県/群馬県/新潟県/福井県/京都府/鳥取県/岡山県/佐賀県/長崎県/宮崎県、鹿児島県)となっている。
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