八田製本印刷(石川)
安全性を第一に - みんなが楽しく働ける会社へ[勝田断裁機導入事例]
ソフトクランプや操作性の良さを評価
すぐに使える操作性、省エネも評価
同社が初導入となる勝田断裁機を現場に設置したのは今年の6月19日。6月17日〜18日の2日間、石川県産業展示館で開催された「2022北陸印刷機材展」の(株)勝田製作所ブースに展示されていた断裁機を翌日に設置した。取材を行ったのは、その約2週間後になるのだが、その時点ですでにオペレーターは使い慣れた様子で断裁作業を行っていた。
「操作はすぐに慣れることができた。断裁の数値を記録させる種類も多くて便利であり、数値を入力するだけで正確な断裁作業を行うことができる。また、音が静かなので作業環境も良くなった。そして何より、ソフトクランプで安心して断裁作業が行えることで、精神的にもゆとりを持って作業できるようになったと思う」(オペレーター)

様々な加工に対応し、加工スピードにも自信を持つ
さらに、勝田断裁機を導入したことは、同社にとって「省エネ」の部分でも大きく貢献することになったようだ。
「現在は様々なタイプの補助金があるので、以前の断裁機よりも使用電力が少ないということで省エネの補助金申請に行った。残念ながら通らなかったのだが、その時に使用電力の比較をしたところ、以前の断裁機の半分の消費電力であることが分かった」(八田社長)

石川県金沢市の社屋外観
同社は現在、勝田断裁機を含めて全4台の断裁機を保有しているが、今後は更新のタイミングで順次、安心して断裁作業が行える勝田断裁機に入れ替えていく考えだ。
「断裁機は寿命が長いため、頻繁な更新はできないが、その他の断裁機はいずれも長年にわたり使用している。将来的にはすべての断裁機を勝田断裁機に切り替えていきたい」(八田社長)
「みんなが楽しく働ける会社」を実現していく同社にとって、安全な断裁作業を約束してくれる勝田断裁機は今後、必要不可欠な設備となっていくだろう。
