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日本印刷(岐阜)

エコリカLEDランプで色校正環境を継続的に標準化

工務、デザイン、製版、印刷管理室、色見台に300本採用〜5万時間の長寿命とRa97評価

本数の「間引き」によりさらなる省エネ化

 エコリカのLEDランプを採用したことによる期待について、若山営業本部長は「まだ採用したばかりだが、消費電力は確実に落ちるはずである。5万時間ということは、午前9時から午後5時までの日勤なら7〜8年は交換する必要がないという計算になる。また、照度が落ちることを気にする必要もないため、色校正環境の標準化という面からも、品質管理の強化にもつながっていくと期待している」と話す。

 さらに、特筆すべきはエコリカのLEDランプは十分な照度(lux)があるため、部署によっては本数を「間引き」して設置していることだ。印刷機の色見台では従来、平均6本の蛍光管を設置していたが、エコリカのLEDランプでは照度(lux)が明るすぎるため、4〜5本に間引きして設置しており、竹中部長は「6本取り付けると明るすぎて逆に色が飛ぶほどである。測定機で測ったところ3,000luxもあり、従来の倍になっていた」と説明する。


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色見台では従来の蛍光管より本数を間引いて設置


 また、同社では明るさの目安を800luxとしているため、工務と製版では、その数値に合わせた本数に「間引き」して設置しているとのことで、Ra97の演色性と2,100lmの明るさを両立しているその効果を実感しているようだ。


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工務、デザイン、製版、印刷管理室などの各現場でRa97を維持


潜在的なクライアントの課題を見つけ、解決する企業へ

 今後の展開として若山営業本部長は「情報産業を担う企業として、クライアントや社会のニーズに応えられるよう取り組んできた。これからはクライアント自身が見つけられていない課題を見つけ、それを解決していける企業を目指したい。また、環境やSDGsなど社会的責任を果たしながら、さらなる発展に努めたい」と話す。同社の今後の取り組みに注目したい。

(注1)Ra:演色性の単位。照明光が及ぼす物体の見え方のことで、太陽光の平均演色評価数をRa100としている。
(注2)演色AAA:JIS Z 9112に定める蛍光ランプの演色性の種類。平均演色評価数Raの最低値95以上、演色評価数R9〜R15の最低値の設定など、厳しい基準が設けられている。
(注3)ルクス(lux):照明の明るさを表す単位。

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