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理想科学工業、新たなインクジェットプリントエンジンを製品化

新ブランド「Integlide」(インテグライド)

 理想科学工業(株)(本社/東京都港区、羽山明社長)は、主力製品の高速インクジェットプリンター「オルフィス」で培ったインクジェット技術をもとに、パッケージ(段ボール、クラフト袋、紙袋、紙器等)に印刷するためのインクジェット方式のプリントエンジンを製品化し、新ブランド「Integlide」(インテグライド)の展開を開始した。

 新ブランド最初の製品となる「Integlide Sシリーズ」は、最大310mm幅でパッケージへオンデマンドフルカラー印刷するインクジェット方式のプリントエンジンで、小ロットのパッケージ印刷に必要なプリントワークを集約できる従来はなかったコンセプトの製品。パッケージを搬送する装置に「Integlide」を組み合わせることにより、様々なパッケージへのプリントを可能にする。

 新製品「Integlide S3411/S3211」は、従来のパッケージ印刷において、フレキソ印刷、マーキング印字、シールラベル貼付などの複数の工程で印刷されているデザインや情報を1工程で実現する。これにより、小ロットのパッケージ印刷に最適なワークフローを実現するほか、無地のパッケージに必要なときに必要な分だけ印刷することにより、パッケージの在庫を圧縮。さらにオンデマンドフルカラー印刷により、デザインの自由度が高まり、パッケージの価値を向上させることができる。Integlide S3411は4色機(フルカラー)、Integlide S3211は2色機となる。

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