ケーニッヒ&バウアー、「VariJET106」が省エネ補助金対象に

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ケーニッヒアンドバウアー社のパッケージ印刷向けB1インクジェットVariJET106(バリジェット)がこのほど、令和5年度補正予算 省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業費補助金「(Ⅰ)工場・事業場型」における先進設備・システム3次公募に採択された。パッケージ向け枚葉インクジェット機としては日本初の登録機となり、条件を満たせば対象経費のうち、中小企業では最大で3分の2、大企業では最大で2分の1の補助率が適用される。
同社は、最大2万2,000枚/時の世界最速B1枚葉オフセット印刷機「106X」をdrupaで発表。また、世界の紙幣印刷機の80%はグループ会社であるケーニッヒアンドバウアーバンクノートの製品だ。VariJET106は、こうした同社の幅広い製品ポートフォリオからモジュール設計されている。同社では「デジタル機として、市場のパッケージ印刷に関する仕様要求、品質要求に妥協なく応えるインクジェット機」としている。
また、同機は印刷業界初のAIチャットボット「Kyana Assist(キヤナアシスト)」と連携することが、すでに開発スケジュールで決定している。