コニカミノルタジャパン、ヒィズ大阪が「Variable Studio」導入

閉じる
コニカミノルタジャパン(株)のバリアブルソフト「Variable Studio」が(株)ヒィズ大阪(以下 、ヒィズ大阪)に導入された。
ヒィズ大阪では「町の印刷会社」として、地元企業の名刺や領収書、伝票などのバリアブル印刷を活用した事業を展開しており、個別にナンバリングされた領収書や伝票を年間80万組印刷している。これまでもバリアブル印刷を処理するソフトウェアを使用していたが、ソフトウェアのサポートが終了したことから、新しいバリアブルソフトの導入を検討していた。また、以前のソフトウェア上では柔軟なデザインの変更ができず、印刷した紙全体の1/3もの廃棄が発生しており、これらのことからソフトウェアの入れ替えを検討し、「Variable Studio」の導入を決意した。
「Variable Studio」はクラウド型サービス。デザイン制作でよく利用され、更新頻度が比較的多いMac OSでも、常に最新の状態で快適にサービスを利用できる。ユーザー側でのバージョンアップの作業が不要であることや、どの社員のPCでも操作ができる点が、導入の決め手となった。導入後は、印刷前のプレビュー確認や柔軟なデザインが可能なことから、事前にミスを発見、修正できるようになり、課題となっていた紙の廃棄もなくすことができた。また、従来のソフトウェアと比較して、データ生成や転送などの速度も向上。これにより約2か月かかっていた納品スケジュールを約1か月にまで短縮したほか、バリアブル印刷の安定した受注も実現している。
なお、コニカミノルタジャパンでは、ヒィズ大阪「Variable Studio」導入事例レポートをホームページで公開している。