シリウスビジョン、真の不良のみを検出する「AI印刷検査」発表

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シリウスビジョン(株)(本社/横浜市港北区新横浜、辻谷潤一社長)は6月21日、新製品「AI印刷検査」を発表した。
同社では既製品として、AI判定システム「Sirius-AIS」をリリースしているが、新製品「AI印刷検査」はデータ分析・AI開発の(株)UniARTSと連携し、AIでシミュレーションした結果をリアルタイムで反映させ、制御することが可能になっている。
新製品「AI印刷検査」を活用すれば、真の不良品のみを検出できるため、オペレーターは負担が軽減され、目視検査員は他の業務を遂行できるようになり、全体の生産性向上につながるほか、検査基準を厳しく設定できるため、製品の品質向上も期待でき、高効率と高品質の両立が実現できる。
同装置はクラウド上でデータを収集し、AIを学習させる仕組みを採用しており、データの自動収集と学習が可能。クラウド上でシミュレーションを行い、精度の高いAIモデルを作成し、現場での早期の利用が可能となる。
価格は初期設定費用が30万円。データ収集を行う検査機1台あたりの金額がサブスクリプションで月額4万円。