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モリサワ、初の和文バリアブルフォント「DriveFlux」発表

4つの可変軸をもつ

 (株)モリサワ(森澤彰彦社長)は、2024年度の新書体として、同社初となる和文バリアブルフォント「DriveFlux(ドライブフラックス/仮称)」を開発中であることを発表した。

 「DriveFlux」は、バリアブルフォントとして新しくデザインされた、シンプルでシンメトリーな骨格と幾何学的なストロークで構成された和文書体。見出しなど、目を引きたいシーンに幅広く活躍する。

 従来の静的なファミリー書体では、ウエイトや字幅ごとにフォントファイルが用意されてきたが、次世代のフォントフォーマットであるバリアブルフォントは、それらのフォントファイルをひとつに集約し、軽量で柔軟なスタイル選択が可能となる。「Drive your Design.Drive your Typeface.」をコンセプトに掲げ、可変機能を活かした多彩なデザインバリエーションを直感的かつシームレスに選択できる。

 同社では、2024年度中の提供に向けて開発を進めている。なお、YouTubeで「DriveFlux」の紹介動画を公開している。

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