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ミマキ、円柱素材360度プリントオプションに高速機「Kebab HS」

現行機と比べ最大約3倍の生産性を実現

 (株)ミマキエンジニアリング(池田和明社長)は、円柱素材360度プリントオプションシステムの現行機「Kebab MkII」のプリントスピードを最大約3倍に向上した高速機「Kebab HS」を発表した。

 「Kebab」は、フラットベッドUVプリンタ「UJF」シリーズのオプション(付加機能)システムで、プリンタ単体での平面上のプリントに加え、ボトルやタンブラーなど円柱状素材の側面に360度プリントできるシステム。現行機「Kebab MkII」では素材1つのプリントに約30分掛かり、オーダーグッズの中ロット生産用途として導入するには、多くの場合プリンタを複数台所有する必要があった。

 新しい高速機「Kebab HS」は現行機と比べ最大約3倍の生産性を実現。素材1つ当たり約10分でプリントが完了する。対象機種は、UJF-3042MkIIe/UJF-6042MkIIe/UJF-7151 plusII。

 また「Kebab MkII」ではプリントが不可能であった、グラスやコップなどのテーパー(側面に傾斜が付いている)形状の素材にも対応している。
 販売開始は2024年4月を予定。本体価格は60万円(税別)。

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