竹田印刷（株）（本社/愛知県名古屋市、木全幸治社長）は、商流が長く、複雑多岐にわたる建材メーカーの販促物の受発注、カットサンプル作成、管理・配送までをトータルに行う、建材業界に特化したTS-BASE受発注システムサービスを開始した。

　2024年4月1日以降、建材・物流業界では時間外労働時間の制限が設けられ、さらなる業務のひっ迫が考えられるが、この課題に対して7割の建設業が業務のデジタル化を進めているものの、実態は書類を手書きからデータ化するにとどまっており、発送方法はメールやFAXが中心となっている。

　今回、同社が開始する建材メーカー向けTS-BASE受発注システムサービスは、面倒なサンプル・カタログ作成、発送業務をワンストップでサポート。建材メーカーとユーザー間の受発注システムをはじめ、原板からサンプルカット加工し、カタログ・サンプル帳を作成、ユーザーと建材サンプルプラットフォームの双方に届けるための倉庫管理・配送をトータルに行うことで、業務効率改善とコスト削減につなげるものだ。