富士フイルムBI、「検査マネジメントシステム」の提供開始
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富士フイルムビジネスイノベーション(株)(本社/東京都港区、浜直樹社長・CEO)は、ハイエンドプロ市場向けのプロダクションカラープリンター「Revoria Press PC1120」の新オプションとして、印刷物の検品を自動で行い印刷不良を検出する「検査マネジメントシステム」を、国内では3月15日から、アジア・パシフィック地域など海外では4月以降、順次提供開始する。
「検査マネジメントシステム」は、印刷しながら自動で印刷物を検査し、印刷不良をリアルタイムで検出するシステム。最小0.3mmまでの点・汚れ・欠けや、スジ、用紙の折れ、印刷位置のズレ、色濃度の変動を検出。これにより、オペレーターが印刷物の品質を一枚ずつ目視で確認していた検品作業の負担がなくなることに加え、異なるオペレーターによる印刷物でも、バラツキのない一貫した検品品質が維持できる。
同システムでは、プリンターに接続する「スマートモニタリングゲート D1」に搭載したスキャナーが、印刷物を300dpiの高い読み取り解像度でスキャン。検査用PCのソフトウェア「スマートプリントインスペクター」がスキャン画像と印刷ジョブの元データ(RIP画像データ)を比較し、リアルタイムで印刷不良を検出する。オペレーターは、印刷指示を実行するプリントサーバーRevoria Flow PC21のモニター画面から、検査項目の設定や検査結果の確認を簡単に行うことができる。