ジェイビーエフサプライ、中身が見えるノンラミ紙包材を開発
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(株)ジェイビーエフサプライ(本社/大阪市城東区、中川良樹社長)は、紙とOPPフィルムを糊で製袋することで中身が見えるノンラミ紙包材を開発した。
紙とPPなどを貼り合わせるラミネート加工を必要としないため、流通しているヒートシール製紙パッケージに比べてプラスチック使用量の削減と大幅なコストダウンを実現した紙包材となる。ビジネスフォーム印刷ならではの技術・設備を活用することで、包装資材業界ではあまり使われていなかった方法から新たな価値を生み出すことに成功した。
一部OPPフィルムを使用することで、パッケージのすべてを紙で製造すると「中身が見えない」という課題を解決しながらも、重量比は紙が最も大きくなるため、紙製容器包装に分類され「紙マーク表記」となる。
ラミネート加工が不要なため、ラミネート費用を省き、納期短縮を実現するほか、オフセット印刷の採用により、版代を削減。版の内容変更や小ロットの初期費用削減にメリットがある。