リコー、サーマル印字技術がローソンのサラダパッケージに採用
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(株)リコー(山下良則社長)のサーマル印字技術「ラベルレスサーマル」が、2022年11月から(株)ローソン(竹増貞信社長)の2種類のサラダパッケージに採用された。
ラベルレスサーマルとは、リコーが開発したサーマルインクを包装材であるフィルムに部分コーティングし、その部分にサーマルヘッドやレーザー装置で熱を加えることにより直接印字する技術。
ローソンでは、2022年11月29日から東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、群馬県、栃木県、茨城県のローソン店舗(約4,300店:2023年1月末時点、「ローソンストア100」を除く)で発売されたサラダ2種類のパッケージに同技術を採用。同技術の導入により、商品名や原材料などの情報が天面の包装資材に直接印字できるため、これまでパッケージに貼り付けられていた紙ラベルが不要となった。これにより栄養成分やアレルゲン情報も裏面から天面に移すことが可能になり、消費者の視認性も向上。また、製造現場においても紙ラベルの貼り付け作業や消耗品であるインクリボンの交換の手間が不要になり、生産性の向上が期待されている。