コダック、完全無処理版の最新バージョン「SONORA XTRA」発表
![](https://www.pjl.co.jp/news/images/sonora_igas2022_news.jpg)
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コダック ジャパンは、プロセスフリープレートの最新バージョン「SONORA XTRA」を発表し、IGAS2022から販売を開始する。
同プレートは、日本を除く地域では昨年から市場導入されているが、日本市場向けに群馬事業所で製造するSONORA XTRAは、さらに日本のニーズを盛り込んで最適化されている。
画像コントラストを飛躍的に高める新材料を導入したことで視認性が大幅に向上(従来比2.5倍)。さらに感光層を青紫色とし、有処理版に近い視認性を再現している。
また、露光部の反応効率を高める新たな硬化システムを開発し、従来品では適用していない90mJ/cm2での露光時においても、十分な画像品質と耐刷性を達成している。
耐傷性については、新デザインの砂目の採用と感光層の塗膜強度を向上させたことで従来比1.2倍。耐刷性では、輪転印刷で従来比1.3倍(30~40万枚)、UV印刷で1.5倍(5~10万枚)を達成している。
さらに、コダック独自の機上現像技術である「Press Ready Technology」に、機上現像時の挙動を改善する新技術を導入し、広範囲の刷り出し条件に対応可能な機上現像性も実現している。
![](https://www.pjl.co.jp/pr/files/3s_machinery_ad.jpg)