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富士フイルム、新技術投入の完全無処理版「SUPERIA ZX」発売

SUPERIA ZXと従来品の視認性比較

 富士フイルム(株)(後藤禎一社長)は、版面の視認性や機上現像性、耐刷性、耐キズ性などを大幅に向上させ、現場での使いやすさを追求した完全無処理CTPプレート「SUPERIA ZX」を発売した。
 昨年国内先行発売した「SUPERIA ZD-III」のさらなる性能アップを図り、製品名をグローバルブランド「SUPERIA ZX」に統一したもの。「SUPERIA Zシリーズ」の優れた基本性能を継承しながら、4つの新技術の投入により、版面の視認性や機上現像性(刷り出しの早さ)、耐刷性、耐キズ汚れ性などを向上させている。これにより、プレートのハンドリングや刷り出しにおける作業効率向上、印刷品質の安定化などを実現する。
 富士フイルムは、同プレートの市場導入によって、国内のCTPの無処理化をさらに推進し、オフセット印刷分野の工程改善、環境負荷低減に貢献していく考え。

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