ハイデルベルグ社とそのスイス子会社であるガルス社は、9月13日から15日までシカゴで開催されたLabelexpo Americas 2022の「Your Partner for Label Solutions」において、実績のあるガルスラベルマスター印刷機のプラットフォームをベースにした新しいフルデジタルラベル印刷システム「Gallus One（ガルスワン）」を展示・紹介した。
　同システムは、高品質なラベルをコスト効率よく持続的に生産することを目的としており、幅広いユーザーに確実な投資収益率（ROI）を提供する。幅340mm、解像度1,200dpi、4色+白、印刷速度最大70m/分のリールtoリールUVインクジェットデジタルインラインラベル印刷機として、あらゆるアプリケーションに対応し、コスト効率のよいデジタルラベル生産への移行を後押しする。
　さらにガルスワンは、ハイデルベルグのプリネクトワークフローに完全に統合することが可能。ハイデルベルグとガルスが共同開発したこのシステムは、オフセット枚葉印刷のマーケットリーダーであるハイデルベルグのデジタル印刷とソフトウェアのノウハウと、ガルスがラベル印刷で長年培ってきた豊富な専門知識を融合させたものとなっている。