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共同印刷、サステナブル包材「トップシール紙トレー」開発

トップシール紙トレー(写真は透明なフタ材を使用)

 共同印刷(株)(藤森康彰社長)は、このほど「トップシール紙トレー」を開発した。
 今回、開発された「トップシール紙トレー」は、液漏れの心配がなく、食品の持ち帰り時にも安心・安全な密閉紙容器。同製品は、高い密封性とバリア性を特長とするため、ガス置換包装(MAP包装)による賞味期限の延長を可能としている。さらに中食向け容器として電子レンジの使用にも対応している。
 また、紙トレー部分と内面フィルムが分離しやすいように加工されているため、使用後の分別廃棄が容易で、リサイクル性に優れた製品設計になっている。加えて紙トレーの素材に森林認証紙を使用することで、さらに包材の環境性能を高めることができ、付加価値の向上にもつながる。
 同社では、「トップシール紙トレー」がプラスチック使用量の大幅な削減とフードロス削減に同時に対応できる多機能でサステナブルな包材であることから、持続可能な社会の実現に貢献していく。
 なお、同製品は、10月12日から東京ビッグサイトで開催される「TOKYO PACK 2022 東京国際包装展」に参考出品される。

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