日本HP、インクジェット輪転機の新プラットフォーム発表
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(株)日本HP(岡戸伸樹社長)は9月9日、インクジェットデジタル輪転機の新製品「HP PageWide Advantage 2200シリーズ」を発表した。
「HP PageWide Advantage 2200」は、あらゆる規模の印刷事業者の要望を満たすように設計され、出版、ダイレクトメール、商業印刷のユーザー向けに開発された、HP PageWide Web Pressの新たなプラットフォーム。カラーで最高152メートル/分、モノクロで最高244メートル/分の高速印刷を実現。また、高カバレッジ印刷では、米国レターサイズのモノクロ画像を最大9,000万枚/月、さらにはパーソナライズされたA3カラー両面シートを21万4,000枚(1シフトで換算)を印刷可能な処理能力を有する。
「HP Brilliantインク」と2,400ノズル/インチのプリントヘッドを採用することで、よりカラフルな一般書籍や教育書籍から、市場での差別化を可能にするインパクトのある高カバレッジのダイレクトメールまで、付加価値の高い多様なアプリケーションに対応する。
さらに新製品は、より少ないコンポーネントで構成される革新的かつ堅牢なペーパーパスを備えたシングルプリントアーチ設計を採用。管理する部品の数を減らすことで全体的な保守や修理の時間を短縮し、信頼性の向上と稼働時間の最大化を実現している。