トッパン・フォームズ、オーバーフィルム一体型ICタグ開発
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トッパン・フォームズ(株)は、ICタグ表面にオーバーフィルムをラミネートすることで、擦過や紫外線から表面の印字を保護することができる「オーバーフィルム一体型ICタグ」を開発し、販売を開始した。
同ICタグは、印字・エンコード済のICタグと表面を保護するためのオーバーフィルムが一体となったICタグ。管理対象へのICタグの貼付と、QRコードやシリアルナンバーなどの表面印字の保護を一度の作業で実現可能となり、作業負荷を従来の3分の2に軽減できる。
手軽な貼付作業で、屋外保管や管理対象物同士の接触、管理対象の洗浄といった過酷な環境下でも長期活用できるICタグを提供することにより、製造現場の固定資産管理や医薬品の管理など、さまざまな現場のIoT技術を活用したDX化に貢献する。
今後は製造、物流、医療分野を中心にオーバーフィルム一体型ICタグの設計開発や読み取りアプリケーション開発、販売を進め、ICタグ、読取機器などを含め2026年までに5億円の売上を目指す。