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HP、新たなプリントヘッド技術搭載の段ボール用PageWide発表

HP PageWide T1195i Press

 HP(米国)は、2021年8月に米国で開催されたパッケージングの見本市「SuperCorrExpo」に合わせ、新たなプリントヘッド技術を搭載したプレプリント対応段ボール用デジタル輪転印刷機「HP PageWide T1195i Press」を発表した。
 HPサーマルインクジェット技術と水性インクを搭載するHP PageWideは、段ボール市場向けにライナー原紙に印刷するプレプリントと、段ボールシートに直接印刷するポストプリントの両方に対応する。幅110インチの「HP PageWide T1195i Press」に搭載された新しいHPサーマルインクジェットプリントヘッドは、ロール給紙式印刷機の堅牢性と経済性を向上させている。これにより、デジタル印刷によるメインストリームの生産を促進し、コンバーターがさらに多くのジョブをフレキソプレプリントおよびオフセット印刷の合紙加工からデジタルに移行できるようになる。このプリントヘッド技術には、サーマルコントロール機能が組み込まれており、プレプリントシステムの性能が向上し、運用コストの削減につながる一方で、一貫性のある高品質な印刷を高速で提供する。新たなプリントヘッドを搭載した「HP PageWide T1195i Press」は、給紙機能の向上により、幅広いライナーとアプリケーションをサポートする。

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