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日進堂印刷所、紙を半透明にする新技術「ART CLEAR」開発

「アートクリア」を採用した紙製窓付き封筒
封入物を取ると半透明部分から封筒内部の絵柄が見える

 (株)日進堂印刷所(福島県福島市、佐久間信幸社長)は、脱プラによる環境保護やSDGsへの貢献にコミットした新技術「ART CLEAR(アートクリア)」を開発(商標登録出願済み)。併せて「アートクリア」を使用した「紙製窓付き封筒」および「紙製クリアファイル」の2種類の製造も開始した。
 この「アートクリア」は、(株)小森コーポレーションの協力のもと、日進堂印刷所で開発した新技術により、紙の一部または全面を半透明に透けさせたもの。プラスチック素材を使用せず、古紙としてリサイクルも可能のため、脱プラやSDGsにも貢献できる環境配慮型製品となっている。
 半透明部分は、形を自由自在に設定することができ、際の滲みもなく輪郭もシャープなので、これまで難しかったデザイン性の高い透明表現も可能。また、透明度をコントロールすることもできる。

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