アグフア、ガム処理と機上処理の環境対応プレート国内販売開始
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日本アグフア・ゲバルト(株)(岡本勝弘社長)は、高耐刷性ガム処理プレート「Adamas(アダマス)」と、検版性に優れた機上処理プレート「Eclipse(エクリプス)」の2種類の商業印刷向け環境対応プレートの国内販売を開始した。
両製品は、アグフアのプレート製品ポートフォリオにおいて、「機上処理」「UV耐刷」「検版性」「油性速乾印刷」という4つの市場要求項目を補完・強化するプレートとして開発されたもの。「アダマス」は、「アズーラ」で実績のあるガム処理方式を受け継ぎつつ、新開発の高感度フォトポリマー技術の採用によって、高生産性・高耐刷・UV対応を実現し、一方「エクリプス」は、機上処理方式でありながらも一定の検版性を持ち、なおかつ印刷機への負荷を最小限に抑えることができる。
7月21日開催の記者発表会において岡本社長は、「日本では製版工程でのメリットから機上処理に移行する流れがあるが、印刷工程への負担や制限から2〜3割程度はガム処理に流れるとみている。我々は、ニーズを的確に捉え、機上処理、ガム処理、そして速乾印刷までをカバーした製品ラインアップでシェア拡大をはかり、3年後の販売量で倍増を目指す」としている。
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