コダック、「SONORA」が日本国内累計導入社数700社を突破
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コダックジャパン(藤原浩社長)は、完全無処理CTPプレート「KODAK SONORA」の日本国内累計導入社数が700社を超えたと発表した。
「SONORA XJ」は、コダックジャパンの群馬事業所の研究開発部門で日本市場向けに開発され、視認性や耐刷性、耐傷性などの主要性能を飛躍的に高めた製品改良を行い、「SONORA CX」と改称。2019年には、さらにUV耐刷性を50%アップし、併せて視認性・耐傷性も20%アップした「SONORA CX2」をリリースしている。
これら商業印刷向けとともに新聞印刷向けでもバージョンアップを重ね、現在、日本国内47全都道府県において中小から大規模な印刷会社まで広範囲、かつ多彩なアプリケーションで採用されている。
国内導入社数700社達成について藤原社長は、「コストダウンはもちろん、ワークフローの合理化、環境負荷軽減と持続可能性の向上に理想的なソリューションであることを証明した」とした上で、「コダックのプレート全体の出荷に占めるSONORAの比率は今年度末には半分以上を占めるだろう」とし、海外製品「SONORA XTRA」のテクノロジーを応用した日本市場向け次世代SONORAの開発にも取り組んでいることを明らかにした。