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渋谷文泉閣、製本の可能性を広げるデザイン背巻「D-SPINE」開発

新技術のデザイン背巻「D-SPINE」(写真上)と丸背の仮フランス装(写真左下)、好評のクータ・バインディングで製本された本

 (株)渋谷文泉閣(本社/長野市三輪荒屋1196-7、渋谷鎮社長)は、デザイン背巻「D-SPINE(ディー・スパイン)」を開発した。
 「D-SPINE」は、今までの背巻に比べて自由度が高く、様々なデザインに対応可能。表紙とは違った「質感」の紙やクロスを背巻きに使えば、表情豊かな本を作ることができるほか、背巻を「型抜き」すれば立体的なデザインとなり、これまでにない個性的な装幀も演出できる。
 また、背巻きに「印刷」すれば、表紙のデザインを変えることなく簡単にバリエーションを広げることができる。色を変えることで、簡単に目を惹くシリーズにすることもできる。
 このほか、同社はこれまで技術的に難しかった「丸背」の仮フランス装が可能になった。
 手で押さえなくても閉じない製本「クータ・バインディング」に加えて、渋谷文泉閣に新たに製本の可能性を広げる2つの技術が誕生したことになる。

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