（株）SCREENグラフィックソリューションズはこのほど、高生産性と優れた汎用性、環境性能を併せ持ったA4-4ページサイズのサーマルCTP「PlateRite（プレートライト）4600Nシリーズ」を開発。2021年7月から全世界に向けて販売を開始した。
　「PlateRite 4600Nシリーズ」は、以前から定評のあるファイバーレーザーダイオードヘッドによる安定した高速露光性能を継承しつつ、対応プレートサイズを最大830×680mmへと拡大し、より多くの印刷機への対応が可能になっている。また、生産性のニーズに合わせて「Z」「S」「E」の3種類のモデルをラインアップしている。
　さらに、最大100枚のプレートを自動供給できるシングルカセットオートローダーの操作性を向上させた「SA-L4600N」も新たに用意。オートローダーとCTPを連結するブリッジ部での手差しが可能となり、オートローダーに搭載された版以外でも、スムーズに途中挿入できる。また、従来モデルであるマルチカセットオートローダー「MA-L4600」にも対応している。
　環境面においても同シリーズは、各種プロセスレスプレートやケミカルレスプレート、水なし印刷に対応している。