SCREEN GA、高生産性と無処理版対応を実現したCTP発売
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(株)SCREENグラフィックソリューションズはこのほど、最新のGLVヘッドを搭載し、A4-40ページサイズの刷版を1時間当たり最大35版出力できる高生産性と無処理版対応を実現したサーマルCTP「PlateRite Ultima(プレートライト アルティマ)40000Nシリーズ」を開発。全世界に向けて2021年7月から販売を開始する。
同シリーズは、最新のGLVヘッドを採用し、同社独自のクランプ技術やオートバランス機構により、安定的で高品質な高速露光を実現するサーマルCTP。ユーザーが求める生産性に合わせて、2種類のモデルをラインアップ。
1,024chのレーザーダイオードを2台搭載した「ZTモデル」は、1時間当たり35版のプレート出力を実現。同レーザーダイオードを1台搭載した「ZSモデル」は、1時間当たり24版の生産性を備えている。プレートは最大2,280×1,600mmまでをカバーでき、1,060×1,600mm以下の刷版サイズでは2版同時巻き付けにも対応できる。また、各プレートメーカーから販売されている各種無処理版も使用可能。露光後に現像機で使用する薬液が不要になるため、地球環境に配慮できるとともに、消費電力削減による省エネルギーや省力化を促進する。
さらに、最大300枚のプレートを自動供給できるマルチカセットオートローダー「MA-L40000N」や、最大600枚ものパレット搭載感材をそのまま利用できるスキッドオートローダー「SA-L40000N SKID」もラインアップしている。