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リコー、初の印刷事業者向け枚葉インクジェット発売へ

高速インクジェット・プリンティング・システム「RICOH Pro Z75」

 (株)リコー(山下良則社長)は、国内商用印刷市場向けに枚葉タイプ(カットシート)の高速インクジェット・プリンティング・システム「RICOH Pro Z75」を2022年秋に発売する。
 「RICOH Pro Z75」は、リコー初となる印刷事業者向けの枚葉インクジェットプリンター。新開発の水性顔料インクとリコー独自のプリントヘッドの組み合わせにより、オフセットに迫る画像品質を可能としている。また、この水性顔料インクは、同時に環境負荷リスクの低減にも貢献する。
 同機は、片面最大4,500枚/時の高速出力と1,200dpi×1,200dpiの高解像度に加え、自動両面印刷機能も搭載しており、シンプルオペレーションによる高い生産性を実現。対応用紙サイズは、最大545×788mmの四六半裁サイズまでサポートし、オフセット印刷機と同等の多面付けが可能。これによりマニュアルやパンフレット、書籍など様々な小ロット印刷物のデジタル印刷への移行を加速させ、業務の効率化に貢献する。
 さらに、印刷事業者が対応できるアプリケーションの拡大を実現するために、薄紙で発生するコックリング(ひじわ)を強力に低減させる新開発の乾燥システムを搭載している。

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