RMGT、自動運転機能「スマートアシストプリンティング」開発
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リョービMHIグラフィックテクノロジー(株)(広川勝士社長)は、複数ジョブの自動連続印刷が行える自動運転機能「スマートアシストプリンティング」を開発した。
画面のワンタッチ操作でインキプリセットからブランケット洗浄、版交換、テスト刷り、見当合わせ、濃度調整、本刷りまで、複数ジョブの連続印刷を自動で行える機能。テスト刷りでは、印刷機上のCCDカメラで印刷中の用紙を撮像し、インラインで印刷物の品質管理が行える印刷品質管理システムPQS-Dと連動。用紙の抜き取りによるメイクレディの作業を印刷機に任せることで、1ジョブあたり約4分の時間短縮が行える。
同機能の開発に合わせて、用紙やインキ、納期など印刷条件に合わせた最適な順序でジョブを自動で並び替える機能を印刷管理システム「プレスインフォメーションエッジ」に内蔵。また、RMGT10シリーズで培った濃度制御をRMGT9/7/6シリーズにも展開。目標濃度への到達とその後の濃度安定までの損紙枚数を最大約40%削減している。
なお、同機能をオプションで搭載できるのは、B1判サイズ/菊全判ワイドサイズ印刷機RMGT10シリーズ、菊全判サイズ/A全判サイズ印刷機RMGT9シリーズ、B2判サイズ印刷機RMGT7シリーズ、菊半截寸延びサイズ印刷機RMGT6シリーズとなっている。
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