RMGT、RMGT10の準備時間短縮とオペレーター支援を強化
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リョービMHIグラフィックテクノロジー(株)(広川勝士社長)は、フラッグシップ機であるRMGT10シリーズのB1判「1050V1モデル」と菊全判ワイド「1020V1モデル」をバージョンアップした「1060/1020V2モデル」を発売した。
「V2モデル」は、商業印刷、パッケージ印刷市場に向け、さらなる生産性アップとオペレーター支援を強化した新機能を採用したもの。商業印刷用途としては、片面印刷機ST、両面専用印刷機タンデムパーフェクターTP、片面・両面兼用印刷機PFの各タイプを対象とし、新開発の自動運転機能「スマートアシストプリンティング」をはじめ、目標濃度に素早く到達する新たな予測制御システム、ジョブデータの自動並び替え機能、ブランケット洗浄時間の短縮など、既存モデルに比べて最大約70%の準備時間短縮を実現している。
パッケージ印刷用途としては、薄厚兼用印刷機LXを対象とし、給排紙性能を一段と高めてパッケージ印刷の実速度域を大幅に向上。さらに、商業印刷用のST、TP、PFタイプで追加された準備時間短縮の機能に加え、印刷中に次の仕事の準備作業が並行して行える昇降式コーティングユニットを新たに装備でき、パッケージ印刷における準備時間を既存モデルに比べて最大約40%短縮している。
その他、給紙部、排紙部の操作パネル、ボタン類、カバーデザインを総合的に見直すことで、操作性、アクセシビリティの向上を実現するとともに、1060モデルでは、用紙幅サイズをこれまでの1,050ミリから1,060ミリ(印面幅1,050ミリ)に拡大し、B5サイズの16面付け印刷が可能な仕様となっている。
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