プロスパークリエイティブ、RGB画像から1,000年アーカイブ
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(株)プロスパークリエイティブ(本社/東京都中央区、川端秀樹社長)は、自社特許技術である眼で見た絵柄の色数値評価・管理技術をもとに、デジタルカメラやスキャナ入力のRGB画像を、太陽光と人の眼の色域とセンサ技術の推移を検討し、1,000年後であっても正確に元の色を忠実に再現できる「1,000年アーカイブL*a*b*画像保存システム」を開発した。
同新技術は、デジタルカメラやスキャナなどの入力機器毎の固有(デバイス・ディペンデント)のRGB入力画像を、専用色チャートをもとに正しい色で保存するために、「1画素ごとに、非固有(デバイス・インディペンデント)の分光光度計レベルのL*a*b*値に色変換する」新たな発想で実現したもの。
併せて、1,000年後の色再現のために、色管理用の専用チャートと専用プロファイルを開発し、色管理品質の高い分光光度計レベルのL*a*b*画像で保存する技術を開発した。
L*a*b*画像は、人の眼の色感覚に近い数値の色空間で表わしたもの。さらに、アーカイブされたL*a*b*画像と照明の色温度を記録しておくことで、美術業界の夢であった100年後、1,000年後に、その時代の表示機器の表示方式にこのL*a*b*画像を色変換し、表示機器に忠実に画像の色を表示させたり、出力することができる。