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トッパン・フォームズ、通知物の都度発行・電子配信を自動化

WebBureau Ondemandの運用イメージ

 トッパン・フォームズ(株)は、主に製造業や流通業などで、紙の請求書や見積書などを都度印刷・発送している企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進を支援するクラウドソリューションとして、帳票リアルタイム配信サービス「WebBureau Ondemand(ウェブビューロー オンデマンド)」を開発し、3月2日に発売した。
 新型コロナウイルス感染症の拡大により、在宅勤務やテレワークが恒常的になりつつある。一方、書類による手続きが必要などの理由で出社を余儀なくされる業務も残っており、請求書など通知物発行業務もそのひとつだ。2023年10月にはインボイス制度改正に伴う請求手続きの完全電子化などもあり、企業は事務処理のデジタル化が急務となっている。
 今回発売の「WebBureau Ondemand」は、ユーザーの基幹システムとWeb APIでリアルタイムにデータを連携し、通知物の作成・配信までを自動化して印刷費、郵送費、人件費などランニングコストを大幅削減することが可能で、また誤配送や紛失といったリスクを低減できる。
 同社は今後、製造業・流通業を中心に拡販を進め、3年間で5億円の売上を目指す。また、海外からのニーズも出ていることから、次期フェーズとして海外拡張(海外インフラおよび多言語対応)を予定している。

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