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共同印刷、二重構造ボトル開発-TOKYOPACKに参考出品

使用イメージ
内容物減少にともない内袋が収縮する様子

 共同印刷(株)(藤森康彰社長)は、スクイーズしやすい外殻と、内容物の減り具合に応じて収縮する内袋を備えた二重構造のボトルを開発。2月24日から東京ビッグサイトで開催される「TOKYOPACK 2021-2021 東京国際包装展-」へ参考出品する。
 同品は、独自の多層樹脂構成(特許出願済)により、容器の形状を保持しつつスクイーズしやすい外殻と内容物の減少に伴って収縮する内袋を有する二重構造のボトル。逆止弁機能を持つキャップとの組み合わせで、内容物の吐出時に生じる容器内への空気の逆流を抑える。これにより内容物が外気に触れず、酸化や乾燥による劣化を防いで鮮度保持効果を発揮するだけなく、ボトルを傾けた際の意図せぬ吐出を抑止する。また、内容物は内袋の収縮によって常に吐出口付近に充填された状態となるため、一回スクイーズするだけで簡単に適量を吐出でき、使用感の向上も見込める。
 なお、外殻には剛性があるため、内容物が減っても自立するなど、従来のボトルと同様の取り扱いが可能。

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