共同印刷、紙を使用したラミネートチューブ開発
閉じる
共同印刷(株)(藤森康彰社長)は、チューブ胴体の層構成の一部に紙を使用したラミネートチューブを開発した。
同品は、ラミネートチューブの層構成の一部を紙に変更することでプラスチック使用量の約10%削減を実現。紙の風合いをデザインに生かすことはもちろん、紙部分へは一部植物由来の原料を使用したバイオマスインキによる印刷も施すことも可能。キャップ部分においても環境へ配慮し、紙パウダーが主原料の成型材料「MAPKA(マプカ)」を使用している。
今後も同社は、環境対応パッケージの開発に取り組み、製品ライフサイクルを通じたサーキュラー・エコノミー(循環型経済)の実現をめざしていく。
なお、同品は、2月24日から26日まで東京ビッグサイトで開催される「TOKYO PACK 2021 -2021 東京国際包装展」に参考出品される(同社ブース:W1-05)。