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キヤノン、検品工程と画像調整を自動化する新ユニット発売

imagePRESS C10010VP(インスペクションユニット・A1/センシングユニット・A1装着)

 キヤノンは、プロダクションプリンター「imagePRESS C10010VP/C9010VP」の新ユニットとして、検品工程を自動化する「インスペクションユニット・A1」および画像調整を自動化する「センシングユニット・A1」を5月下旬に発売する。
 インスペクションユニット・A1は、色抜けや画像ずれ、角折れなどのさまざまな出力欠陥を検出し、専用のトレイに自動で排出。直径0.2mmの微小サイズの画像欠陥を検出する高い検出精度に加え、ページ内で領域を指定してそれぞれの領域で要求される品質に対応した検査合格基準を設定することができる。出力欠陥により排出されたページの再印刷処理も自動で実行し、生産性を落とすことなく自動検品作業を行うことができ、印刷後の目視検査や再印刷作業の大幅な省力化を実現する。
 センシングユニット・A1は、これまで人手に頼っていた表裏の画像位置や色味の調整作業を自動で実行。また、印刷中も常に最適な状態を維持するために表裏の画像位置や色味を設定と比較し、自動補正しながら印刷を行うため、オペレーターの手間や作業時間を削減するとともに印刷開始から終了まで、オペレーターのスキルに依存しない高品位な印刷を安定して実現する。

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