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ニレコ、従来比2倍のライン速度に対応した無地表面検査装置開発

Mujiken-Express

 (株)ニレコ(久保田寿治社長)は、無地検査装置の最上位機種として「Mujiken-Express(略称:Mujiken-Ex)」を開発した。
 高機能フィルム、機能紙、金属箔表面など、無地表面の高付加価値マテリアル材製造、加工プロセスにおいて、検査装置は製品歩留まりを向上させるキーデバイスとして用いられている。
 ニレコは2002年に最初の無地表面検査装置を発売して以来、約800台を納入。数多くの生産現場で信頼のおけるブランドとしてニレコの検査装置が採用されている。
 今回発表されたMujiken-Exは、従来のモデルに比べ、より高速、高精細な検査を可能としたもので、高速カメラと高速画像処理エンジン搭載の新型ボードを開発、CoaXPress規格インターフェースの採用により、従来比で2倍のライン速度に対応可能となった。加えて、中継盤不要の長距離高速通信も可能である。
 また、ユーザーの生産方式に合わせ、連続シートに対するインライン検査および枚葉シート向けオフライン検査の両方に対応している。

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