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日本製紙、「抗ウイルス」性能を持つ印刷用紙発売

 日本製紙(株)(野沢徹社長)は、「抗ウイルス」および「抗菌・消臭」性能を持つ変性セルロースを用いた印刷用紙の新製品「npi抗ウイルス上質」を上市した。
 「抗ウイルス」および「抗菌・消臭」性能を持つ変性セルロースは、セルロースナノファイバー(CNF)製造の中間体である変性セルロースを原料としている。化学処理した変性セルロースの表面に金属イオンを担持させる技術を施すことで、高い抗ウイルス性能、抗菌・消臭効果を発現する。
 通常の印刷用紙と同様に印刷・加工することが可能であるため、さまざまな用途で使用できる。
 なお、同製品は医薬品や医療機器などの医療を目的としたものではなく、またすべての印刷・加工方法で抗ウイルス性能が維持されるわけではない。

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