コダック社は、6月16日に開かれたバーチャルプレスコンファレンスにおいて、「NEXFINITYデジタルプレスプラットフォーム」を発表した。
　商業印刷、ダイレクトメール、出版、フォトブック、パッケージなどのジョブに対し、オフセット印刷に匹敵する印刷品質を提供するデジタルプロダクションカラープレス。1ピクセルあたり256階調の濃度を備えたコダックのダイナミックイメージングテクノロジーで作成されるイメージバリエーションは1平方インチあたり18億通り（他社のレーザーテクノロジーの30〜40倍に相当）で、印刷速度は最大152ページ/分。継続的な自動画像補正により印刷品質を維持する。
　また、独自の同一輪郭補正機能により、表裏および左右の最適な見当合わせを実現。多彩な印刷メディア、シートサイズ（最大356×1,295ミリ）、厚さ（最大24pt/610ミクロン）、およびデジタル加飾に対応する。
　さらに特殊インク、カスタムスポットカラー、マット仕上げやグロス仕上げといったデジタル印刷機能の拡張用に、12種類の標準第5イメージングユニットソリューションが選択でき、給紙と後加工のための多様なインラインオプションも用意されている。