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RMGT、菊全紙ジャストサイズの「RMGT970モデル」発表

RMGT 970ST-5+CC

 リョービMHIグラフィックテクノロジー(株)(広川勝士社長)は、菊全判オフセット印刷機「RMGT970モデル」を発表した。
 drupa2020に向けて、「新しい発想を採り入れた省エネ・コンパクト設計」と「堅牢で長期間稼働し続ける高精度なモノづくりの技術」を融合させて開発した「新時代の新たな菊全印刷機」。紙や印刷資材の値上がりで印刷コストが上昇する中、菊全紙ジャストサイズの970モデルを市場投入する。
 最大紙寸法は650×965ミリで、市場でポピュラーな菊全判用紙(636×939ミリ)をフルカバー。菊全紙による両面印刷、K判(650×950ミリ)用紙によるパッケージ印刷にも対応する。
 また、刷版コストを約20%、消費電力を約34%削減し、コスト削減に貢献。コンパクト設計により設置スペースも約30%削減している。
 片面・両面兼用印刷機には倍胴、倍胴、単胴方式の自動切り換え反転装置を搭載。毎時1万5,000枚の両面印刷で生産性を高めるとともに、LED-UV乾燥装置を反転装置と排紙部に搭載することで、両面の即乾印刷に対応する。
 片面と片面・両面兼用の2色機から10色機までの幅広いバリエーションをラインアップし、コーティングユニットも装備可能。さらに高容量の給紙・排紙パイルと新設計のシリンダー径により、厚紙印刷適性を向上させている。
 出荷開始は2020年冬を予定。

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