（株）ジーティービー（本社/神戸市中央区）は、新機能を満載した印刷物検査ソフト「HallmarkerシリーズVer5.1」を発表した。
　Ver5.1は、検査結果のPDFレポート出力が可能。PDFで出力されるレポートには、検査結果で検出したエラーごとに対する判定、タグ付け、コメント、作業担当者名、検査時間が反映される。レポートには会社ロゴも設定できるため、そのまま報告書として利用できる。
また、メーカーや製作オペレータ企業では、入稿するPDFの修正前後の内容チェックに利用できる（オプション）。Hallmarkerでは、Acrobatと開発ベースが同じであるAdobe PDF Libraryを採用しており、印刷会社ではクライアントの環境に近い画像比較が可能。
食品パッケージや医薬品関係を取り扱うメーカーでは、画像検査と合わせてバーコードのデコード結果検証としても利用できる。頻繁に生じるパッケージ変更の差し替えミスの防止と品質検証が行える（オプション）。
　Hallmarkerシリーズは、Windows OSでのみ動作するが、検査結果はWebブラウザで表示できるHTML出力が可能。これにより、Macユーザーはブラウザ上で検査結果のアオリ確認ができる。印刷会社からエンドユーザーへの校正結果の提出物として利用できる。