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富士ゼロックス、Iridesseの特殊トナーに「ピンク」追加

ピンクトナーで出力した印刷物(右)とピンクトナーとCMYKトナーを混ぜて表現したオレンジの印刷物

 富士ゼロックス(株)(本社/東京都港区、玉井光一社長)は、プロダクションカラープリンターのハイエンドプロ市場向けモデル「Iridesse Production Press(イリデッセ プロダクション プレス)」の特殊色対応強化を目的に、新たに「ピンク」の特殊トナーを追加した。アジア・パシフィック地域では2月下旬以降に順次発売し、国内では3月13日に発売を開始する。
 1パス6色プリントエンジンを持つIridesse Production Pressは、CMYKトナーに加え、ゴールド、シルバー、ホワイト、クリアー、カスタムレッドの中から最大2色の特殊トナーが搭載できる。
 今回発売されるピンクトナーは、同社独自のEA(Emulsion Aggregation)トナーに新たな蛍光系の色材を混ぜ最適化させることで実現した特殊色トナー。明るく鮮烈なピンク色を印刷物のデザインに用いることによって、かわいらしさ、格好良さ、上品さなど表現の幅を広げることができる。また、他色トナーと重ね合わせて使用することにより、CMYKの4色だけでは再現できない鮮やかなオレンジ、レッド、バイオレットなどの色を印刷でき、企業のブランドカラーなど特殊な色をより忠実に再現することが可能となる。加えてゴールドやシルバーなど既存の特殊トナー色と併用することもできる。

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