東洋インキエンジニアリング、商印オフ輪機紙面検査装置に最新機種
東洋インキグループのエンジニアリング会社である東洋インキエンジニアリング(株)(藤原晃二社長)は、商業印刷用オフセット輪転機向け紙面検査装置の最新機種「Toyoassistant-CX5」の販売を開始する。
同機は、従来機の性能をさらに向上させ、より安定した検査と高速処理を可能とするもの。「位置補正性能の強化による安定性向上および絵柄上の検出性能向上」「薄い汚れ専用アルゴリズムの追加による検出性能向上」「基準処理高速化による検査開始前の待ち時間の大幅短縮」「操作画面をフルHD化し、シンプルな画面構成と十分な情報量を両立」「欠陥画像の連続保存や紙幅自動測定機能、エリア別レベル設定機能追加」などの新機能を備えている。
また、拡張性の高い設計となっており、本来の紙面検査の機能に加え、印刷物の画像データを定期的に保存するサンプリング機能や印刷機保全の予兆情報出力など、追加オプションを順次提供する予定。