モリサワ、iPadでもモリサワフォント471書体利用可能に
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(株)モリサワ(森澤彰彦社長)は、モリサワフォントがiPadで使えるフォント提供アプリ「MORISAWA PASSPORT for iPad」を12月17日にリリースする。
近年、iPadなどタブレット端末の存在感が増している中、デザイン業界でも今まで主流だったデスクトップ上でのデザインやクリエイティブ環境に加え、タブレット端末上の環境の充実が急務となっている。モリサワは、2019年6月に開催されたApple開発者向けカンファレンス「Worldwide Developers Conference(WWDC)」において、iPadOSへのフォント提供を発表していた。
「MORISAWA PASSPORT for iPad」は、iPadでのデザインやクリエイティブ環境をさらに充実させるフォント提供アプリ。月額500円で利用でき、MORISAWA PASSPORTユーザーなら2020年12月末まで1契約につき1台を追加料金なしで利用できる。同アプリを通じて書体パック「Standard Pack」を提供予定で、モリサワやタイプバンクブランドから厳選した人気の和文フォントに加え、多言語フォントや10月にリリースされた2019年度新書体まで471書体のバリエーション豊かなフォントを利用できる。