ユポ、環境配慮型合成紙「ユポグリーンシリーズ」のラインアップ拡充
(株)ユポ・コーポレーション(本社/東京都千代田区、渡邉真士社長)は、オレフィン系バイオマス樹脂を一部配合した環境配慮型合成紙ユポグリーンシリーズのラインナップを拡充した。これにより現在、販売中のウルトラユポ、スーパーユポ、アクアユポの全ラインアップをユポグリーンシリーズに統合リニューアルし、2019年12月2日より販売を開始する。
ユポグリーンは、石油由来樹脂の代替にオレフィン系のバイオマス樹脂を一部配合した新しい製品シリーズ。従来と同等の品質性能で、温室効果ガス(CO2)排出量削減に貢献する。このオレフィン系バイオマス樹脂はサトウキビなどの植物を原料としたもので、植物が育成する際に光合成を行い大気中のCO2を吸収するため、焼却廃棄時に放出されたCO2をゼロとみなすことができるカーボンニュートラルな原料となっている。
これまでユポグリーンシリーズは、2019年3月1日より販売を開始したウルトラユポFEBG300のみであったが、今回のラインアップ拡充により、計3製品・12型番がユポグリーンシリーズに加わることとなる。
同社では、国連の掲げた持続可能な開発目標「SDGs」に合致する取り組みとして、CO2排出量削減に貢献するユポグリーンシリーズのラインアップ充実を積極的に推進し、2020年度にユポグリーンシリーズ国内合計で年間2,000トン、2022年度には国内で年間5,000トンの販売を目指していく。