ハイデルベルグ、北陸サンライズとサブスクリプション契約締結
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ハイデルベルグ・ジャパン(株)(本社/東京都品川区、水野秀也社長)は10月11日、国内初となるサブスクリプション契約を(株)北陸サンライズ(本社/石川県白山市、木村賢一郎社長)と締結したことを発表した。
サブスクリプションとは、従来のようにユーザーが機械に投資するのではなく、導入した機械に対して月額の固定費と印刷した用紙枚数の代価を支払うという印刷業界においてはハイデルベルグが初めて紹介する新しいビジネスモデル。サブスクリプションには、印刷機だけでなく、ワークフロー、サービスパーツ、紙を除くすべての最適な印刷必需品、継続的なオペレータのトレーニングが含まれている。
同日、開催された記者発表会には、ハイデルベルグ・ジャパンからヨルグ・バウアー氏(取締役営業本部本部長)と紀世志広氏(ライフサイクルソリューションズ本部ゼネラルマネージャー)、そして北陸サンライズから木村社長が出席。その席上、挨拶した木村社長は「サブスクリプションにより『見える化』への取り組みが容易になり、また、初期投資の必要もなく最新設備を使用できる」と、その採用メリットを説明した。
今回、北陸サンライズは、サブスクリプション契約により菊全判4色印刷機スピードマスターCD102を導入。実稼働に必要なワークフロー、最適なサフィラブランドの印刷必需品もすでに準備が整い、オペレータのトレーニングも開始されている。また、印刷必需品の発注には今後、ハイデルベルグのオンラインショップeShopが利用され、在庫管理はデジタルシステムによってつねに最適な在庫を監視するハイデルベルグのベンダーマネジメントインベントリー(VMI)によって行われる。