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DICカラーガイド日本の伝統色、小学校新校舎サインデザインに採用

基本デザインである常盤松紋様と、桑の実など植物を中心とした全10色の図柄が

 DICグラフィックス(株)(谷上浩司社長)の「DICカラーガイド日本の伝統色」が、東京都中央区立常盤小学校の別館建設に伴う新校舎内の各種サインデザインに採用された。
 別館の建設は、日本橋室町3丁目地区第1種市街地再開発事業の一環であり、DICカラーガイドの採用は、デザインを担当した(株)ナギデザインの草梛亮社長のアイディアによるもの。階段、各教室の表示など校舎内のサインとして、基本デザインである常盤松紋様と、桑の実など植物を中心とした全10色(5系統の色×2)の図柄が「日本の伝統色」を基に描かれ、色名と色の由来が表示されている。
 同校は、明治6年(1873年)開校という歴史があり、また地域に開かれた施設であること、児童の国際理解教育を推進し、伝統を維持するとともに未来に継承する役割を担っていることから、草梛氏が日本橋という土地柄に合う伝統的で身近な色を使ってデザインした。
 1階階段壁のサインには、DICカラーガイドの色名や色の由来などを引用して作製した物であることを公認する「DICカラーマーク」のラベルがついている。

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