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ボーンデジタル、「タイポグラフィ的造形の手引き」日本語版刊行

スイス・タイポグラフィの巨匠、エミール・ルーダー氏著

 (株)ボーンデジタル(東京都千代田区、村上徹社長)は、スイス・タイポグラフィの巨匠、エミール・ルーダー氏著「タイポグラフィ - タイポグラフィ的造形の手引き」(日本語版)を全国の書店を通じて9月下旬に刊行する。
 スイス・タイポグラフィとは1950年代から60年代にかけて発展した左右非対称のレイアウト、グリッド構造、サンセリフ体、左揃え・行末なりゆきの文字組を特徴とするタイポグラフィのスタイル。ルーダー氏は20世紀初頭の実験的タイポグラフィを、戦後の社会や技術環境の中で独自の実践へと発展させ、世界的な影響力をもった。
 1967年にニグリ社より刊行された同書には、ルーダーの教育と実践のなかで培われた、創造的なタイポグラフィのための知見がまとめられている。その幅広い視点や知識にもとづく方法論は半世紀たった今も世界各地のグラフィックデザイナー、タイポグラファに重要な考え方として参照され続けている。
 ページ数276ページ、定価は8,500円+税。

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