ハイデルベルグ社（ドイツ）は、全世界で合計19,000を超える印刷ユニットの納入実績を誇るスピードマスターXL75とCX75の菊半裁判シリーズについて、このほどさらなる使いやすさを求めて、現代的で人間工学にもとづいたデザインにアップグレードを実施した。新たなデザインが施されたCX75ならびにXL75は、2019年9月以降の納品を予定している。
　また、新たなデザインを施した印刷機は、2019年9月にタイで開催される「Pack Print」で初展示され、その後10月にはウィスロッホ-ヴァルドルフにあるPMCにおいて行われるカスタマーイベントでも披露される。
　さらに世界第1号となる新しいデザインのスピードマスターXL75の5色機、コーティングユニット付の印刷機は、スイスのTheiler Druck AGに最近導入された。
　Theiler Druck AGの商業印刷部門の責任者を務めるるMichel Schwander氏は「スピードマスターCD74はすばらしい印刷機であった。しかし、今回導入した新しいスピードマスターXL75は、異なる次元にある。たった数日だが、私たちのオペレータには、すでにその新しいエルゴノミックデザイン抜きの環境は考えられないものとなっている。印刷機を使うことを楽しんでさえいる。オペレートすることが、とっても快適で疲れることがない。言うまでもなく、技術も最新のものである」と述べている。