アビッド・フレックス、大幅な時間短縮可能なレタッチソフト発売
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アビッド・フレックス(株)(本社/東京都中央区、三島一剛社長)は、パッケージ印刷製版における画像レタッチ作業の大幅な時間短縮を可能にしたAdobe Photoshopプラグインソフト「Retouch Xpress(レタッチエクスプレス)」の取り扱いを開始する。同ソフトを使用すれば、特定の作業では50%以上の時間短縮が可能で、業務の効率化、省力化の力強いツールとなる。グラビア印刷、フレキソ印刷による軟包装印刷を想定しており、今年8月に販売を開始する。
主な特徴は、4つのシミュレーションが可能な「シミュレーションモード」と「分色モード」。シミュレーションモードは、従来、色校正機を用いて確認していた印刷プレビューを画面上で瞬時に確認できるほか、最大インク総量を超えた箇所、網点最小値以下の箇所といった問題点も画面上で確認、修正が可能。
また、分色モードはCMYKの4色から3色への変換、ブラックあり・ブラックなしといった色変換を自動で行う。これまで必要だったチャンネルミキサーによる1色ごとの調整が不要になり、圧倒的な省力化を実現する。一連の作業履歴は記録されるため、オペレーターが変わっても問題なく作業を続けることができる。レタッチ作業の自動化により、初心者も容易に操作が可能。
価格はCMYKタイプで60万円(税抜)ほどを予定。今年秋には特色タイプも上市予定となっている。
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