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共同印刷、「モイストキャッチ透明タイプ」を開発

フィルム透明度の比較 モイストキャッチ(左)とモイストキャッチ透明タイプ(右)

 共同印刷(株)(藤森康彰社長)は、湿気・アウトガス吸収フィルム「モイストキャッチ」に高い透明性を付与した「モイストキャッチ透明タイプ」を開発した。
 モイストキャッチは、樹脂と乾燥剤を一体化した高機能材料。乾燥剤を使わずにパッケージ内部を低湿度環境に保つことができるため、医薬品・電子部品・精密機器など、さまざまな分野での湿気、アウトガス対策に貢献してきた。
 今回、開発した「モイストキャッチ透明タイプ」は、モイストキャッチの吸湿能力はそのままに、高い透明性を実現した製品。機能材を高濃度に樹脂に含有させる同社独自の混錬技術を用いてナノサイズの吸湿剤を高濃度に分散させることで、吸湿能力と透明性の両立を可能にしている。
 なお、同製品は、7月3日から5日まで東京ビッグサイトで開催される「第21回インターフェックスジャパン(医薬品・化粧品・洗剤 研究・製造展)」へ参考出品される(西展示棟 W-001)。

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