ページの先頭です

共同印刷、カップ用リシール蓋材の提供開始

カップ用リシール蓋材

 共同印刷(株)(藤森康彰社長)は、独自開発した、再封(リクローズ)機能を備えたカップ用の蓋材の提供を開始した。
 今回、提供を開始したカップ用のリシール蓋材は、「食べている途中に小休止したい」「調理を待つ間、蓋を簡単に閉めたい」などの声を受けて開発したもので、水切り・湯切り機能付き蓋材「パーシャルオープン」の開発で培ったフィルムの層構成に対する知見やハーフカット技術を応用している。特長は、フィルムに独自のリシール層を設けることで蓋にリクローズ機能を付与した点で、さらに中身の取り出しや湯を注ぐ際は蓋を広げた状態で維持できる「デッドホールド性」も付与している。また、開封タブは、リシール機能側と蓋全体を剥がす側のそれぞれに設けた形状とし、ユーザーの利便性に配慮している。
 リシール蓋材は、即席めんのカップに使用すれば給湯後の蓋の押さえやテープが不要で、菓子などの容器に使用すれば、食べている途中でワンタッチで蓋を閉じることが可能。さらに、ほこりや虫などの異物混入を防ぐことができるため、屋外・屋内を問わず安心感と衛生性を提供できる。

注目コンテンツ